ラグビーでDFを抜くのは簡単です。突破できない人はこれをしていない!

ラグビー

こんにちは

てぃーちゃーMです

「抜きに行っても突破できない・・・」

「相手が強いのか全然抜けない・・・」

「先輩だから、彼は上手いから当然か・・・」

常に悩み、問題にぶつかるからこそ

あなたは成長できます

ですが

「○○先輩は上手いから・・・」

「△△君は選抜だから・・・」

とあきらめているとすれば

それは間違いです

それはあなた自身の改善を怠っているだけです

なぜなら

ラグビーは

誰でもどんな人でもやるべきことをやっていれば

DFラインを突破できるからです

私も10年間指導してきて

その当たり前に気付いて改善出来た生徒を何名も見てきています

この記事では

あなたをDFラインが突破できる選手にします

【読んで】【理解して】【実践し】【継続する】

この4サイクルにハマれば最強になれます

目次

DFラインを突破できない人はこれをしていない

結論から言います

突破できない人はDFを見ていません

この

「見る」という動作が

ラグビーでは一流と二流とを分けます

ラグビーの指導者に多い指導方法が

【型にはめる】です

型にはめると指導する側はラクです

例えば

センターが突っ込んで、FWに2発サイドアタックしてもらって、逆サイドにBKでオープンを攻める

という型があれば

ほとんどのプレーヤーがコース通りに動けば問題なく「型」は遂行することができます

ですが、プレーヤーの成長を大きく下げる要因を作っています

それが

DFを見なくても任務遂行で完了

という意味のない成果です

ラグビーは本来トライを取りに行く、もしくはゴールを狙いに行くスポーツです

「型」を100%キレイに遂行して出来具合を競うスポーツではありません

しかも

型どおりにやったとしても

抜ける保証はどこにもありません

先ほどの例で言うと

FWがサイドアタックに行こうとしたときに、FWが行く逆サイドが空いているなら、ハーフを逆サイドに出さしてあなたと2人で攻めればいいのです

ですが、DFを見ていないとそれはできません

しかも、ただDFを見ればいいだけではなく

DFの流れも見なければトライには結びつきませんが、それはあとで説明します

DFを見るという当たり前を見過ごしていることがDFを突破できない1番の原因です

DFの流れを見るとは?

「ラグビーは平面ではなく立体だ」という言葉を聞いたことが有るかもしれません

厳密には、空中に人が飛んだりしないので

立体というより三角形なだけです

三角形も2次元ですよね?

ですが、DFラインの線だけに注目するのではなく

カバーDFにも注意しようという意味ではもちろんです

そもそもラグビーを人の流れで考えると

サッカーよりもボールへの密集率は高いです

バスケットよりも高いかもしれません

何が言いたいかというと

「ボールに人が寄ってくる」

ということです

なぜか?

考えると当たり前ですが

センターが突っ込んだとして

FWがみんな足が速くて2次攻撃に巡目を攻めたとすると・・・

抜けますよね

だからです

ボールに寄らないと抜かれるスポーツだからです

ですが、巡目を早く攻めてトライになるかというと

それはまだわかりません

そこが【DFの流れ】という考えです

2次攻撃に巡目を攻めて抜けたとしても、DFのカバーがたくさん帰ってきます

この人の波を見ることが大切なのです

この人の波を鳥瞰的(上空から眺める)に見ると

FWの巡目攻撃で抜けたところにたくさん集まる流れになっていることが想像できます

だとすると次にどこへ攻めるのか?

波の逆側

そうです

相手の背中です

早い巡目攻撃が大切なのではなく

そこから生まれるDFラインの「虚(きょ)」をつくわけです

だから、ただDFラインを見ればいいのではなく

DFの流れ、DFの波を見ることが大切になってきます

あなたがマークされているDFを見る

DFはアタックを見ます

しかも、指差しでマークを味方に伝えます

アタックの場合

あなた自身が

マークしてきているDFをしっかり見ましょう

ラグビーのDFをしたことがあるあなたなら理解できると思いますが

DFは確認することがいっぱいです

オフサイドライン、味方の数、ラックサイドの人数、オープンの穴、キックの穴、誰が誰をマークしているかなどです

その確認の最中にあることが起こります

自分のマークした相手が目の前からいなくなっているということです

これはアタック側が一枚上手です

DFを突破したいなら、マークしてきているDFをしっかり見て

DFが色々確認しているスキをついていくことです

例えばで言うと

自分をマークしているDFがラックの状態をチラッと視線を自分から切ったときです

そこで

いきなりずらしにかかったりします

(ずらすとは、ボールを持っていない時から外に走り出して、ボールをもらう頃にはDFを振り切っている状態を作るという事です)

ここで知っておくべきポイントが

マークを張っているDFがあなたのどこを見ているかです

しっかりとマークを張られているときは

目がDFと合います

DFの顔を見たときに目が合っていない時は

DFはあなたをしっかりとマークしていません

スキを付ける可能性はあります(すぐに見直してくる場合もあるのでうかつに攻めるのは要注意です)

相手を見るのはDFだけではありません

DFを突破したいと思っているあなたこそが相手を見るべきです

ちょっとしたテクニック

インサイドラン、インサイドパスというのをご存じでしょうか?

内側に走ってパスをするやつです

インサイドランが大切な理由は

DFを内に釣れるという事です

ですが、実際に使えている人は本当にごくわずかです

私はたくさん利用しました

これにはテクニックがあって

ただ内に走るだけでは意味がありません

何をするかというと

ボールキャッチの直後に相手の目を見るのです

単純ですが非常に難易度の高い技術です

ですが、これをBKのアタックラインでできると

相手を内に残せます

要するに、ステップを踏んだり、カットアウトで外で抜けるという事です

もちろん、相手との距離を保つために溜めるというテクニックも必要です

最近の中学ラグビーでは

溜めるという技術を知らない、できない子がほとんどでした

(「溜める大切さ」は別の記事で紹介します)

適切なアクションを適切なタイミングで素早く行えると

技術の向上もそうですが

DFを突破する可能性が爆発的に増えます

まとめ

今回は、DFを突破するためにDFを見ようということで紹介しました

  • 型にはまることでDFを見なくなる危険性
  • DFの波を鳥瞰的に見る大切さ
  • マークしてきているDFを見る大切さ(+テクニック)

です

当たり前なのですが

DFを見るというのがDFを突破することに重要なことが改めて理解できたと思います

もう一度お伝えしますが

わかっていてもやっていない子がほとんどです

みんな答えることはできます

ですが、やらない、できないがほとんどです

DFを見ることを意識して練習や試合をすれば

確実にみんなより1つも2つも先を目指せます

頑張るあなたを応援します

【読んで】【理解して】【実践し】【継続する】

正しいサイクルを継続してください

最後までご覧いただきありがとうございます

強くなれ!!

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