独立したいな、起業したいなと思っているけどどうしたらいいかわからない
今の会社で退職まで続けるのはムリだな
これからどうやって仕事をしていけばいいのだろう
そう思っているあなたの不安を解消します
目次
本記事の内容
- 店舗企業までの手順がわかる
- 必要なモノが何かわかる
- 会社勤めをお勧めしない理由3つ
こんにちはてぃ~ちゃ~Mです
今回は私がジムをオープンさせようと計画し失敗するまでの流れを2回に分けてご説明していきます
そもそも私が何者かと言うと
現在はてぃ~ちゃ~Mとして記事を書いていますが
2カ月前(2019年8月の末)までは大阪市にて学校の先生をしていました
色々あって退職しましたが、自分の不手際などがあったわけではないです(^_^)
今でも生徒たちの笑顔を思い出して涙が出そうですが
新たな人生、新たな生き方を示すやり方が教師という立場じゃなくても
こういった記事を書くという行動からでも示せたらと思い
頑張っていこうとおもっています
話がそれてしまいましたが・・・
今回はジムオープンに向けて準備したことを紹介します
トレーニングジムに限らず、起業、開業に向けた内容になっていますので
起業を考えているなら先を読み進めてください
やったことの目次
- 金がいる
- 器具がいる
- 場所がいる
- 道具がいる
- 見通しがいる
まず、いろいろと必要なものは多いのですが
金が要る
もしあなたがお金をたくさん持っていて好きなことにつかえる額がウン千万あるのならこの記事は読まなくても大丈夫です
私は持っていませんでした
なので計画を立てることにしました
実際、事業を起こすとなると絶対に金がいります
場所を買う借りる
人を雇う
備品や必要なものを買う
世の中のほとんどの人たちはお金を何千万円も持っていません
だからどうするのか?
そう
借ります
お金を頑張って事業の資金にしようと貯めているあなた
間違っているとは言いませんが、起業できるのは何年後になりますか?
現代の社会
目まぐるしい勢いで世の中が変化していると言われます
あなたのビジネスは何年後かでも通用するビジネスでしょうか?
自信もあり、時間をかけてお金を貯めて、計画の見直しや、タイミングを見図れるのならばそうしてください
でも、「先を越された」と思った時点でその計画はどんどん難しくなるので気をつけてください
「じゃあお金はどうやって借りるの?」という疑問ですが
心配しないでください
世の中の社長はほぼお金を借りてスタートしています
無借金の会社は素晴らしいですが
逆に借金を多くできる会社も、とっても素晴らしいのです
なぜかって?
では質問します
あなたは借金をいくらできますか?
会社や団体の属性にもよりますが、家という担保を使ったとしても5000万円もできれば凄い方です
これが住宅ローンですね
ですが、銀行が住宅ローンでお金を貸してくれるのは
いざとなったらあなたの家を取り上げてしまうことが出来るからです
銀行と個人の借金については別でまた書きますが
個人という形での借金はその10分の1も恐らく難しくなってくるでしょう
それほど借金というのは難しいものなのですが、会社は何億と銀行から借りたりします
これは一体なぜなのか?
それは
社会的な信用です
そう
信用
あなたに貸しても必ず返してくれる(しかも利子をつけて)
だから銀行は会社へ融資してくれるのです
返してくれるという信用
今ある会社で有名な企業ほど(もちろん内部の資産や経営状態は見られますが)ちゃんと運営しているんだなとみられるわけです
だから、お金も何もないというあなたは
融資先への信用を高めることが最重要になってきます
「まだ会社も持っていないから信用もできないよ」と考えるかもしれませんが
大丈夫です
信用はいろいろな形で高めることが出来ます
自己資金
まず金を持っているということで信用されます
自分の彼からやることへの決意度が金額には反映されますので
自己資金が多ければ多いほど「この人は本当にやる気だな、あと少し足りないなら貸してあげようか」と考えます
ですが、あなたも私と同様で、お金がないですものね(^_^)
経験
今から起こす事業に関しての経験はありますか?
仕事(アルバイトは不可)としてその分野で働いていると、おのずと知識がたまっていきます
融資先へは経験も立派な信用です
ですが、担当の営業マンが融資を決定するわけではありません
融資の案件は最終まだ上の役職へと話が持っていかれて融資可能かどうか決定します
トレーニングジム開業では良い身体だけでは信用は得られません(担当者には信頼されますが)
なので、見た目だけではだめなので、しっかり中身を整えていかなければなりません
人脈
その分野で仕事に従事していた人ならば
仕入れ先や取引先、顧客ですね
そういった事業とかかわりのある人たちの人脈があることで売り上げのメドがたったりします
何もない状態からの新規開拓のみだと貸す方も「本当に大丈夫だろうか?」となりますよね
始まってからから頑張るではなくて
今あなたがこの瞬間に開業したとして
取引してくれるという確約ぐらいまであれば信用は高まりますね
事業計画
3つの信用を高めるものをご紹介しましたが
これらを上手に紙に書きだすもの
それが
「事業計画書」
この事業計画書に
根拠・・・なぜそうなるのか
展開・・・だからこうなるのだ
ということを証拠とともに載せるわけです
例えば
「あなたが○○という商品を作ったら買うよ」と企業と約束もできている
仕入れ先もお金が入れば材料を売ってくれる
設備の見積もりや、仕入れ代金の見積もり、人件費、光熱費、送料、その他備品の代金など
必要な費用も算出できている、準備できている
将来の売り上げの見込みなども考えられているならば
OKです
ステップ2へいけますね
次に何をするのかと言うと
相談
例えば、税理士さんや商工会議所などに相談しましょう
自分の中だけでの空想ではダメです
友達でもダメです
専門家に相談しましょう
事業前でなくても、自分一人で考えるというのはあまりよくないと言っていました
お金の流れや、計画の不備など、第三者の目線で事業計画を見直してもらいましょう
自分の見落としていた点に気付く機会でもありますね
計画→相談→改善→相談・・・
何度かくり返し練り直しているうちに良いものが出来上がっていきますが
練りすぎには注意してください
あなたはまだ起業していません
練りすぎて完璧になってからではタイミングを逃してしまうかもしれません
ですが、何度か練り直すことで融資のスタートラインには立てるでしょう
器具がいる
お金がいるでも書きましたが
設備投資は基本的にどのような事業でも必要なのではないでしょうか?
事務所を作るにしてもパソコンや机、備品、通信インフラなどなどさまざまな設備が必要です
それらを全部書き出しましょう
必要なものは全て出しておかないと
後になって、あれもいる、これもいるでは
借りた額以上に必要になってくる可能性が出てきてしまいます
でも
書き出すだけでは見えにくいものですよね?
だから絵をかくのです
自分が思い描く事務所や店舗、工場などのイメージを描き出すことで
見えにくかったものが見えることもあります
私の場合ジムという店舗だったので
あなたは当たり前と思うかもしれませんが
鏡も、ゴムマットも忘れていたことがあります
ですが、描き出すことで
小さな「あっ」に気付くことが出来ました
それと、上から見た配置図も参考になりました
設備を購入する場合、設備費用の見積もりをお願いすることになりますが
同時にサイズなんかも教えてもらうか、見積もりに載せてもらうかしておいた方が
実際の配置時に誤差が少なくて済みます
「思ってたんと違う」では取り返しがきかなくなってしまいますので気をつけてください
その他、消耗品も洗い出した方がいいです
なぜかというと、
設備のみで事業をスタートさせることはできると思いますが
実際は時間が経過していきます
時間が経過するということは、消耗される設備、備品も出てくるはずです
それらは、設備費用には含まれない
「運転資金」として算出することになります
「設備資金」と「運転資金」は別物です
私の場合の設備資金は
トレーニング器具
場所の敷金礼金
内装費用
外装費用
セキュリティーシステム費用
広告宣伝費
事務用品
運転資金は
家賃
光熱費
人件費
広告宣伝費
仕入れ
返済
保険
消耗品
になりました
もちろん、詳細を詰めればもっと細かくなりますが
なぜその値段なのか、なぜ必要なのかの根拠が必要になりますのでこれらの書き出しは
絶対に必要ですね
器具がいる
場所がいる
これに泣かされました
場所・・・
場所・・・
いい場所はみんなが欲しがる
いい場所はすぐになくなります
物件は一点ものですからね
自分が望む場所があったとしても油断してはいけません
自分がよくても周りが良いというわけではありません
あなた自身で建物を購入しオープンするならやりやすいでしょう
ですが、お隣さんは大丈夫でしょうか?
騒音などでトラブルのもとにはなりませんか?
悪臭はありませんか?
人の出入りは多いですか?少ないですか?
賃貸ならば尚更です
まず、家主の意向がありますので、借りられる以前の問題です
この店舗では、飲食店はダメ、トレーニングジムはダメなどなど
家主さんが「OK」とならないとまず借りられません
借りた後にご近所さんとトラブルにならないかも考えなければならないので
賃貸物件ならば2つのカベがまずありますね
そしてもう一つは不動産業者さん
最近の不動産屋さんはみなさん素晴らしいと思いますが
不動産屋さんもお仕事です
そうです
売り上げが欲しいのです
だから、あなたの事業には大いに賛同してくれるでしょう
ですが、物件を買う・借りる契約を結んだら
不動産屋さんは手数料という形で売り上げになります
もちろん、家主さんとの間に入ってくれることはありがたいのですが
あなたの事業の手助けをしてくれるわけではありません
買った・借りた物件に設備・機械が入らないと言われてもどうしようもないのです
なので、場所を選ぶ際は自分の都合と、貸してくれる家主さんの都合とを考え
不動産屋さんが勧めるからではなく、自分の事業にとって必要な場所を確保するようにしていきましょう
自分の事業に必要な場所に巡り合わないのに
自分のイメージしなかった場所でオープンすることで
あなたは果たして幸せでしょうか?
私もまだ探し中( ..)φ
道具がいる
先ほども書きましたが
「設備」と「運転」に必要な道具になります
道具をそろえるにはお金が要ります
ですが、必要な道具を書き出し、必要なお金を、売り上げの見込みを見せることで信用を得られます
信用があなたにとっての全てのカギです
面倒くさがらず必要な道具は全て書き出しましょう
イメージを絵にして、一場面だけではなく、人やモノが動いている様子も場面として描けたら様々な視点から見ることが出来るので良いですよね
あなたが絵が上手じゃないならだれかにお願いしてもいいですね
でも、絵やイメージを見られて計画がパクられるんじゃないかと思う人もいるかもしれません
ですが、大丈夫です
あなたが思うあなたの事業への熱意は、あなたが一番熱いのです
パクる人の熱意は全然ありません
熱意のない人が事業に成功することなどありえません
熱意、没頭、集中、忍耐
これらの言葉は若者にとってはもう死語かもしれません
ですが、世の中の起業家はこれらの何かは持って取り組んでいます
あなたも情熱を自分の中に燃やしてください
見通しがいる
情熱だけではダメなことをこれまでに書きましたがやっぱり
借りたものは返すのが人としての道理です
人からお金を借りるためには返す見込みがないと借りてはいけません
返せるから借りる
特に、国や、メガバンクになってくるとより一層
返せる見込みが必要です
返せる見込みがどうやってわかるのか?
それは、人脈とも関係していますし、事業計画にも関係してきます
先ほど書きましたが、取引先・売れる先がすでにあるということは、そこからお金がもらえるということです
私のトレーニングジムの場合は見通しが甘かったです
近隣の教育機関や宿泊施設も見込み客としてリストアップしていたのですが
「どこまで話は詰めれていますか?」という質問に
「新規開拓です」と言いました
それでは、会員になってくれる可能性はとても低く見られてしまいます
信用が低くなるということですね
あらかじめ事前調査、市場調査を行うことでそれらの把握はできると思います
そして
見込み客に話をしておく、将来的なお客さんになってもらうということですね
同業の企業を調べるとか、一度訪問してみるとか、利用者に聞いてみるとか、業者に調査を頼むとかも必要ですね
それらのことをやるには熱意が必要です
見通しをたてるために熱意がいるのです
まとめ
金がいる
・自己資金
・人脈
・経験
・事業計画
器具がいる
場所がいる
道具がいる
見通しがいる
最後に書きましたが熱意に勝るものはありません
私は事業を一度根っこから組みなおしますが
あなたが考えていることは必ず社会に必要なものです
あなたの事業を実際の形にするのはあなた以外にはいません
イメージの実現には強烈な思いが必要です
私もまだまだ若輩者ですが
あなたのイメージの実現化のお役に立てれば幸いです
あなたのこれからのご活躍を心から願っています
応援します
燃えていきましょう(^_^)